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RQ-2 パイオニア(Pioneer,英語で先駆者の意)はアメリカ合衆国のAAIコーポレーションとイスラエル・エアロスペース・インダストリーズが開発した軍用のUAVである。アメリカ陸軍、海軍、海兵隊や韓国陸軍で運用されている。 アメリカ軍では1986年から配備を開始し、始めは戦艦の射撃観測用として運用されていたが、現在では偵察、観測、捜索救難、心理作戦などさまざまな任務に使用されている。 離陸の方法は艦船の場合ロケット補助推進離陸、陸上の場合車載のカタパルトもしくは滑走して行う。任務終了後は大型のネットを使って回収される。 75ポンドのペイロードがあり、5時間の飛行が可能である。機体下にはEO/IRセンサーが搭載されており、撮影したアナログビデオ映像をCバンドLOSデータリンクによりリアルタイムで地上に送信することができる。 アメリカ軍では現在、パイオニアの後継となるMQ-8 ファイアスカウトの開発が行われている。 == 実戦での運用 == 1991年の湾岸戦争で、戦艦「ミズーリ」が行ったファイラカ島への艦砲射撃後、本機が戦艦「ウィスコンシン」から発進し、投降するイラク兵を映し出したことは有名である。湾岸戦争後もボスニア、コソボ、イラク等で使用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「RQ-2 パイオニア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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